ZENISTLIFE1章-4|感じるチカラがもたらすもの

ゆるふわに心地よく生きるロードマップ-福岡箱崎たまゆら庵 ZENISTLIFE

<前回>

感じるチカラを磨くことで、超がつくほどのアホか天才になれる。

アホはいやだけど、超がつくほどの天才ならなりたい。

でも、どうやって?

カミシゲさんの説明によるとこういうことらしい。

まず天才の脳はわたしたち一般人とは活動の仕方がちがうとのこと。

脳はざっくりでいうと3層構造になっているらしい。

一番外側が人間脳
まんなかが動物脳
中心になっているのが爬虫類の脳

で、一番外側の脳が活発なのが一般人で、超絶アホや超・天才は爬虫類の脳が活発なんだと。

逆じゃなくて?

イヤ、カミシゲさんが言うには、一般人ほど人間の脳が活発ということだ。

私たち一般人は考えすぎることが原因で、本来つかえる能力を使えないらしい。

人間が人間たらしめる脳が、人間で生きることをジャマしていて、そのジャマを外すために、中心にある爬虫類脳を活発に動かすことなんだと。

これは超がつくほどの天才の脳を東大が研究してわかった結果で、たとえば「フォトリーディング」と呼ばれる速度の達人も同じように脳が働くらしい。

その結果、ある分野の本を一冊よんだだけで、その分野の一線級の動きができるようだ。

たとえば、なんの経験もないのにゴルフの本を読んだだけでシングルプレイヤーと呼ばれるレベルの腕前になったり、茶道の本を読んだだけで、いわゆる「結構なお点前」と言われるレベルのお茶をたてられるんだと。

スピリチュアルに興味がある人だと「松果体」という言葉を聞いたことがあると思うが、その松果体が活発に働いているのが、超がつくほどのアホか天才らしい。

で、その松果体というのは、一般的には眉間にあり、スピリチュアルでは「第三の眼」と呼ばれるものだ。

なんだけど、第三の眼は眉間にあるとは限らないとのこと。

ちなみにカミシゲさんは眉間にあり、たしかに世間一般でいわれる第三の眼が開いた人の能力を活かせるみたい。

第三の眼が開いた人の能力とは「相手の感情を読める、未来を見通せる」というのがある。で、これは眉間タイプの特徴とカミシゲさんは言っていた。

ただ、これは第三の眼の能力の一つで、活かせる人と活かせない人がいるんだと。

でもって、活かせない人は一般人かというと、そうじゃなく、別の第三の眼の能力を活かせるとのことだ。

第三の眼の能力は他に
探求し続ける
一体感を感じれる
物事の本質を見抜く
ワクワクを伝えられる
相手のことを思いやれる
決めたことをやり続ける
循環させるチカラ
ありのままで生きられる
流れに身をまかせられる

など、ぜんぶで10パターンあるとカミシゲさんは言った。

「この世界に才能がない人なんていないんです。世界に一つだけの才能を、世界に一人しかない自分という存在は持っています。ただ、世間一般でいう才能って華やかに活躍をしている人がもっている特別なもの。そんな勘違いがされているんです」

いや、そうでしょ。
それが才能なんじゃないの?

「資質ですね、一般的に言われる才能は。たとえば野球選手が速い球を投げられるとかは資質です。ボクシングの選手が強いパンチを打てるとかアイドルの子がダンスをうまく踊れるとか、すべて資質だと僕は思っています」

んじゃあ、才能って?

「その資質を活かしたり、伸ばすために自分ができることです。わかりやすいのは自分が決めたことをやり続けることです。これは丹田が第三の眼になっている人の特徴ですけど、この人たちは自分が決めたことをやり続けることで、自分の資質がのびます。それ以外にも自分の資質を伸ばす方法があり、それは自分の体がわかってます」

自分の体が? ふ〜ん。

「信じてないですね。ためしてみましょうか?」

カミシゲさんはそう言い、ワタシに片腕を前に出すように言った。

なんどか腕を上から押して、チカラの入りぐあいをチェックして、そこから体の部位を意識してと言い、体の部位を言ったあと腕を上から押してきた。

なんどか同じことをくりかえしたあと、

「どうやら僕と一緒ですね。眉間が第三の眼になっています。僕たち眉間タイプは未来から逆算して物事を考えられ、未知のことに挑戦するのが得意です。ただ、この能力が発動するには条件があって、それに可能性があるか、とくに人の役に立つかどうかが大事です」

そのあとも眉間タイプの特徴を説明してくれたが、たしかにたしかに、おっしゃるとおりで、みなまで言うなと言いたくなる。

しかし、不思議だ。腕を押しただけでそこまで人の特徴がわかるなんて。

「体はすべてを知っています。自分の良いとこも悪いとこも、得意なこともなんでも体の反応でわかるんです。これはキネシオロジーという研究でわかったことです」

なるほど、ウソ発見器のようなものが筋肉に仕込まれているということか。

そんなこんなで自分の才能がわかり、それを活かせば行動の結果と質が変わるということを知った。

で、自分の才能を活かすために体の感覚「体感」を感じ、つかいこなすことで超がつくほどのアホか天才と同じように脳が働きやすくなるということだ。

アホはいやだけど、天才にはなりたい。

いや、いまの生活がより楽しくなるなら、この際アホでもいい。

「体感って、どうやって感じるんですか?」

アホを目指して、いや天才になるため、カミシゲさんに教えてもらった。

「フォーカシングすることです」

フォーカシング、なんだろ? なにかに注目するということ?

「そうです。体の変化に注目することです。人は一日に数万回も思考すると言われていますけど、そのときに体も変化してます。その変化が感情をうみだし、僕たちは無意識で行動します。その行動を注目し続けるのがフォーカシングです」

なんか、めんどくさそう。そんなのワタシにできるだろうか? よく鈍感だねって言われるし。

「多少は資質も関係しますが、人間である以上つかえるのが体感です。練習すれば感じられるようになりますよ」

カミシゲさんはそう言ってやり方を教えてくれた。

まず深呼吸する。で、体をリラックスさせる。体がリラックスしてきたら、胸やみぞおちを意識する。観察し続ける。

それをやるのがフォーカシングなんだと。それだけでホントにできるようになるのかなぁ?

まあ、のりかかかった船というやつ、どこに行くかはわからないけど、乗ってみようじゃないか。でもって、乗りこなしてみせよう。

そういえば昔なら確実にできない理由を探しまくってたのに、いまはすぐにやってみようと思うようになった。

よしやるぞと気持ちがはいるんじゃなくて、んじゃあやってみようかぁと行動するのが楽になった。

アホでも天才でもいいんで、どっちかにワタシはなるんだ。

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