瞑想は集中力を向上させる! 仕事や勉強に役立つ瞑想法

瞑想

今世界中の人々は、複雑な状況やあふれる情報の中で生活していて、頭がパンク状態です。

そんな社会で生きるため瞑想が癒しとされているのもうなずけます。

この記事を読まれているアナタも、そんな頭のパンクをなんとかしたいと思われているかもです。

最先端テクノロジーを開発しているグーグルの社員が、瞑想(マインドフルネス)を取りいれているのは有名な話ですし、いまの社会を「自分らしく」生きるうえで、落ち着いた時間を作るのは優先課題といえます。

正しい瞑想を行うことで、理性的な考え方や対処力、行動力などを最大限に引き出すこともできます。

この記事では瞑想が頭におよぼすメリットについて紹介しています。

瞑想が頭の機能を最大限に引き出す理由

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瞑想は私たちの心や身体に多くの健康効果をもたらすと言われていますが、頭の機能を最大限に引き出す方法としても有用なツールです。

瞑想が頭を良くする理由は、以下のようなものが挙げられます。

脳の血流を改善する

瞑想は脳の血流を改善する効果があります。

瞑想中に深く呼吸をすることで、酸素や栄養素が脳に運ばれ、脳の機能が向上すると考えられています。

脳の前頭前野の活性化

瞑想は脳の前頭前野(前頭葉の一部)の活性化を促すことが知られています。

前頭前野は、思考や判断、行動の調整などに関わる領域であり、瞑想によって活性化されることで、集中力や創造力を高めます。

ストレスホルモンの低減

ストレスは、脳の機能を低下させる原因の一つです。

瞑想はストレスを低減する効果があり、ストレスホルモンの分泌を抑えることができます。

これによって、脳の機能が向上し、集中力や記憶力を高めることができます。

部屋をキレイにするように頭のなかを快適な空間にするのが瞑想のメリットの一つです。

脳のプラスチシティの増加

プラスチシティ(可塑性)とは脳が変化に適応し変化する能力のことです。

瞑想によって、脳の神経回路が強化され、脳の機能が向上することが期待できます。

集中力を向上させる

瞑想によって脳の機能は3ヶ月から半年で改善されます。

瞑想中に脳波のパターンが変化し、前頭前野(ぜんとうぜんや)と呼ばれる頭頂部にある脳の領域の活性化しリラックス状態になります。

前頭前野は注意力や思考、判断力、意思決定などに関連する領域であり、瞑想によってこの領域の活性化が促され集中力が向上すると考えられています。

また、瞑想にはストレスや不安を軽減する効果があるため、これらのネガティブな感情が集中力を妨げる要因になるのを軽減することができます。瞑想によってストレスや不安を解消することで、より集中力を高めることができます。

瞑想でポジティブな心を育てる

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瞑想は、ポジティブな心を育てるために非常に効果的な方法の一つです。以下に、瞑想でポジティブな心を育てるためのヒントをまとめました。

感謝の気持ちを持つ

瞑想中に、自分が今までに受けた恩恵や幸せな出来事について考え、感謝の気持ちを持つことで、ポジティブな感情を育て、心の余裕を生み出すことができます。

現在に集中する

瞑想中に「いまココ」に集中することです。

いまココに集中することで、自分が持っている才能や幸せな瞬間に気づくことができ、ポジティブな気持ちを育てることができます。

今ここに集中できる時間が増えることで、「ただなんとなく」やったことが良い結果を引き出してくれます。

自己受容の気持ちを持つ

瞑想中に自分自身を受け入れる気持ちを持つことが大切です。

自分自身を受け入れると自己肯定感が高まり、ポジティブな心を育てることができます。

普通に生きていると、なぜか自分の存在を肯定しづらくなり、

「どうせ自分なんて」
「こんな自分なんて」

といじけてしまいますが、瞑想をとりいれることで、そんな「いじける自分」をやめることができます。

心にゆとりを持つ

瞑想は、心にゆとりを持たせることができる効果があります。

車や自転車のブレーキと一緒で、心にもゆとりや遊びが必要です。

瞑想でストレスや疲れを癒し、心の余裕を生み出すことで、ポジティブな気持ちを育てる土台になります。

ポジティブなイメージを持つ

瞑想中に、自分が達成したい目標やポジティブなイメージを持つことが大切です。

ポジティブなイメージを持つことで、自分自身に対する自信や前向きな気持ちを育てることができます。

「瞑想って難しそう」そんな方にオススメのフォーカシング

今回ご紹介した内容を参考に、瞑想することで自分の脳を最高の機能を最大限引き出すよう取り組んでいきましょう。

とはいえ瞑想ってどうすりゃいいの?
瞑想ってなんか難しそう

そんな方には内観法の一つ「フォーカシング」がオススメです。

フォーカシングは臨床心理士を教育する大学の授業にもとりいれられていて、瞑想にくらべて取り組みやすいです。

そんなフォーカシングの第一人者が諸富祥彦先生です。

この講座はカウンセラーやセラピスト向けとなってますが、自分自身の心を整えたいというかた向けにもなっています。

いまの社会で生きていると、自分の心を置きざりにして、流されて生きるようになりがちです。

自分軸で進みたいと思われる方はフォーカシングを学んでみてはどうでしょう?

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