このブログでは引き寄せの法則を否定している立場で書いています。
理由は説明が不十分だからで、そんな引き寄せの法則を信じていると、引き寄せ難民やスピリチュアルジプシーになるからです。
引き寄せ難民になると、次から次へと新しく出てくる引き寄せの法則を知るためにお金や時間をつかいます。
でも、それはお金と時間のムダ使いです。
信じるだけ、願うだけ、届けるだけで願望が実現するほど、この地球はレベルが高い星ではないので、ただ願っただけで自分の願いが叶うことはほとんどありません。
お腹がすいたときに「なんか食べたい」と願ってるだけの人はいないはずです。
自分の願いを実現するには自分がもっているエネルギーでヒト・モノ・カネを動かすことでしか、なにかが実現することがないのが地球という星のルールです。
ということで、引き寄せの法則が起きないという方に、現実的な引き寄せの法則についてが今回の内容です。
大事なのは受け取ろうとする気持ちです。
引き寄せない原因

引き寄せの法則はないかというと、あると思っています。
最近は量子力学という考えで、実際に一人一人の思考が現実に影響をあたえていることが科学的に説明されはじめ、引き寄せの法則はあるんじゃないかと思っています。
ただ、世間一般でいう引き寄せの法則は、「頭んなかお花畑の人」の妄想でしかなく、ただ願うだけ、どこかに届けるだけで願いが実現することはないと考えています。
引き寄せの法則を僕が知ってから20年以上たちますが、引き寄せの法則で豊かになった人を実際に見たことはありません。
「オレ引き寄せの法則で豊かになったぜぇ、秘訣を教えてやるよ」

と言う人たちが情報弱者をあおって、一握りの人だけが豊かになっているのが世間一般の引き寄せの法則ブームな気がします。
じゃあ、引き寄せの法則はないかというと、ないわけじゃないけど引き寄せの法則はもっと地味で地道なモノなんだと個人的には思っているわけです。
自分の願っていることは引き寄せています。
引き寄せていないと感じるのは、自分がすべてのものを引き寄せていることに気づけてないからです。
ホントに引き寄せたいモノって目に見えないもの

引き寄せの法則で引き寄せたいものって、なんですか?
多くの人がお金や素敵なパートナーなど、目に見えるわかりやすいものです。
それを持っていれば自分は安心でき、豊かな気持ちで毎日をすごせて、みんなから、うらやましがられるものです。
世間一般の引き寄せの法則は、そんな目に見えないモノを楽して欲しがる人が実践しようと情報を買っています。
「だからいつまでも引き寄せないんだよ。この貧乏人が」
と言いたいです。昔の自分に。
まあ実際に目に見えるモノを引き寄せる人もいるでしょうが、多くの人は目に見えないモノを引き寄せていて、目に見えないからこそ引き寄せていないと思いこんでいます。
目に見えないものとは「感情」です。
僕の勝手な持論ですが、人間はなんのために生まれたかというと、
- 誰かの役に立つため
- 感情を集めて自分を表現するため
この2つだと考えています。
赤や黄、緑、青、オレンジなど、色々な色があるように感情にもいろんなモノがあります。
そんな感情を集めて、その感情で「自分」を表現するのが人生の目的なわけです。
どんな色でどんな絵を描くかは人それぞれですが、多くの人はいろんな色で絵を表現したいと考えています。

だからこそ、悲しんだり、泣いたりすることもあり、そういう感情を味わったからこそ、楽しいこと、笑えることを味わえるわけです。
そんな目に見えない感情がホントに引き寄せたいモノで、その感情がカタチとなって現象が起きているわけです。
大事なのは自分が味わいたい感情をハッキリさせることです。
たとえば、お金がほしいと思っている人は「足りないから苦しい」という感情が強く、さらに「足りない、苦しい」という感情を引き寄せ、実際に足りない苦しい現象をつくります。
自分がお金がほしい理由を考え、それを得たときの感情をイメージしてみましょう、その感情を今この瞬間あじわう練習をしましょう。面白いくらいに引き寄せます、最終的には。
大事なのはアンテナを磨くこと

自分はどんな感情を味わいたいのか?
それはいま自分に起こっている出来事や自分の思いでわかります。
スピリチュアルにハマっている人のなかには「ワタシは愛、感謝のエネルギーで生きているの」と言っておきながら、愛や感謝とは真逆の出来事が起きていたりします。
たしかに真逆のことが起こることもあります。
いままでの地球は二元論の考えで仕組みが回っていて、たとえば愛・感謝で生きるために、その逆を味わう必要があったからです。
そんな二元論的な思考が薄れつつあり、自分の感情がストレートに現実になりやすくなり、自分がどんな感情に支配されているかを知ることが楽に人生を過ごせるようになってきました。
そのためにアンテナを磨くことです。
自分はどんな感情を持っているのか自分はどんな感情を味わいたいのか「今ここ」の自分がどんな感情を味わっているか
そんなことを感じられると、気づき修正することもできます。
アンテナの磨き方

「今ここ」の自分が味わっている感情が現実に変わりやすくなってきました。
自分の感情が現実に変わりやすくなっているので、「今ここ」の自分に気づくため、アンテナを磨いたほうが良いわけです。
んじゃあ、なにするかというと瞑想です。
瞑想というと宗教チックで、怪しいものと勘違いされがちです。
でも、実は宇宙最先端の科学だと僕は考えています。
人間は本来、靈主体従(れいしゅたいじゅう)という状態で生きるのが普通です。
この状態は考えるよりも感じることが優先されます。
「あぁなんか良さそうだなぁ、心地よさそうだなぁ」
と感じるものをやって、やっていきながら工夫を考えるのが靈主体従の生き方です。
そんな靈主体従にするのが瞑想です。
瞑想で靈主体従の状態にもどると感じるチカラがもとに戻り、今ここの自分に気づきやすくなります。
アンテナを磨いたら受け取れる

なんで「今ここ」を感じるアンテナを磨くかといったら受け取ることが引き寄せの法則に大切だからです。
すべてのものは引き寄せているのですが、引き寄せていることを気づけてないのが引き寄せの法則が実現しない原因です。
で、引き寄せたものは目に見えない感情で、この感情を味わうことを繰り返すことで、自分の求めているモノが形になっていくのが引き寄せの法則だと僕は考えています。
なので、いま自分がどんなことを感じているか、この先なにを感じたいと思っているのかがわからないと、どうにもならないわけです。
瞑想を続けることで望みをかなえるために必要なモノを受け取りやすくなります。
やらないとわからないものですが、やってみると感じられます。
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