自分となにかをくらべるじゃんけんシンドローム

心の生活習慣病

自分と他人を比べると、

人の生活がうらやましい
それにくらべて自分は

と落ちこむことはありますか?

それって「じゃんけんシンドローム」という自分と他人を比べる症候群にかかっているのかもです。

心や魂に関わる仕事をする前に比べると少なくなりましたが、この「誰かと比べる症候群」は人間である以上、なくならないものなんだなぁと感じています。

ただ仕組みと乗りこえ方を知っていると楽になった気はします。

人と比べる「じゃんけんシンドローム」

自分と誰かを比べて、自分に足りないものを見つけては落ちこむ、この現象。

これってすり込みによってつくられた思いこみで「心の生活習慣病」だと僕は思っています。

この思いこみによって生まれるストレスを解決するために、モノやコトを買って一時的に安心する。

だけど、根本的なことは解決しないので、時間が経てば同じようなことでストレスを感じては、モノやコトを買って一時的に安心する。

それが当たり前で普通。生きることってそんなもん。だって周りもそうだし。

と思いこんでいて同じような生活をくりかえす。そんな人生を過ごしている人は心の生活習慣病にかかっているのかもです。

そんな心の生活習慣病には種類があり、誰かと自分を比べるのは「じゃんけんシンドローム」と僕は呼んでいます。

じゃんけんシンドローム

じゃんけんで一番強いのは、どれでしょう?

このような力技を出せる人は別ですが、グー・チョキ・パーどれもが一方には勝ち、一方には負け続けます。

僕たち人間も同じように強いトコと弱いトコ、できることできないことがあります。

ただじゃんけんシンドロームにかかっていると、永遠にパーに勝てないグーの視点だけでしかモノが見れなくなり、チョキに勝てないパーの気持ちはわかりません。

SNSを見ては、成功した誰か、しあわせそうな誰かと自分を比べるわけですが、そんな人たちにも悩みはあり、悩みがないように見える誰かをうらやんでる人もいます。

「自分は自分。他人は他人」

そう割りきることができれば、誰かと自分を比べる症候群「じゃんけんシンドローム」は解決します。

ですが、そう言われたところで出来ないものは出来ないわけで、それには原因があります。

他人と比べる原因は?

他人と自分を比べるのは外的環境もありますが、その環境を作り出したのは自分です。

どういう人が他人と比べるのかというと、

負けず嫌い

これを書いている僕がまさにこれです。

道を歩くと前の人を抜こうとしたり、同じタイミングで店に入ろうとする人がいたら先に入ろうとしたり、なんでも他人より抜きんでてないといけない。

僕のような思いこみがあると、負けることが強烈にイヤで闘争本能が湧きでます。

自分より優れた人を素直に認められず、優れた人のダメなとこを見つけようとするクセがあります。

自信がない

これは、

「ある人を探すのが難しい」

と思うくらい、自分に自信がない人は多いと思います。この自分に自信がないという状態が、まさにすり込みによる思いこみです。

これはありとあらゆる方法ですり込まれ、自分と周りの人と作り出す集合無意識に影響され、自分に自信がない状態になりやすいです。

昔だとテレビ、現代だとSNSによってすり込まれる、

「Goodな誰かとBadな自分」

という思いこみです。Goodな誰かもじゃんけんのように強くも弱くもあるのですが、自分の視点だけだと絶対無敵なモノに見え、

「それにくらべて自分は……」

と自分のことをとらえ、さらに自分がイヤになるという負のループにハマります。

んで、根本にあるのは「わたしはしあわせじゃない」という今までの環境でつくられた思いこみです。

集合無意識

個人の潜在意識の下にあると言われている意識です。かなり大きな存在で世界中の人で共有しているともいわれています。

この集合無意識にありとあらゆる形ですり込まれる情報で、いわゆる常識というものが作られています。

自分の意識の状態でアクセスできる情報が変わっていくのですが、スピリチュアルな情報で「波動をあげよう」と言われるのは、この集合無意識にある上質な情報にアクセスするためだと僕は考えています。

他人と比べるを辞めるには

環境によってつくられた「わたしはしあわせじゃない」という思いこみが、他人と比べるをやめられない原因だと僕は考えています。

とはいえ、それは作られた思いこみでしかなく、しかも自分が作ったものなので、自分がやめようと思えばやめられます。

このブログは「地味に地道にトコトコ進む」がテーマなので、地味な解決法ですが、

ねぎらう

自分に自信がないって、読んで字のごとく「自分を信じてない」からで、それは今までの体験で作られた思いこみです。

人間として生まれるだけでも奇跡だし、

ここまで生きているのも奇跡の連続で、

いままでのことが一つでも欠けていたら、

いまのアナタは存在していません。

そんなかけがえのない自分をねぎらってますか?

自信を育む方法の一つが自分をねぎらうことで、自分のやった行動をねぎらうことで、自分に自信が生まれてきます。

自分に厳しく、ついでに他人にも厳しい人は特に効果的です。

人生の目的を思い出す

不幸な自分を演じるのって
理由はヒマだからです

「他人と比べて自分は不幸」

そう思いこんで、いじけてみたり、人をけなしたり。

それってヒマだからで、自分の人生を誰かのためにつかっている可能性があります。

んでもって、魂のままの自分を生きる、生きると決めて何かに取り組むとヒマじゃなくなり他人のことが気にならなくなります。

人生の目的って、大きな何かと勘違いしがちですが、けっこう小さな地味なことです。

ただそれをやっていると魂の充足を感じられ、人生が少しずつ変わっていきます。

ということで、自分と誰かを比べるのをやめる人が増えることを願っています。

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